シンガポールでの緊急受診

Q:
1歳9ヶ月の息子がおりますが、食物アレルギーです。先日、豆腐を誤食したので、急いで、病院に行きました。シンガポールでも同じように誤食してしまった場合、どのように対応して良いか、不安でたまりません。今まで2回、食物アレルギーの為、病院に駆け込んだのですが、近くに総合病院があったため、タクシーですぐに病院に行くことが可能でした。シンガポールで同じようなことが起こった場合の対応の仕方がわかりません。食物アレルギーの程度ですが、豆腐を食べた時の症状は、目のかゆがりから始まり、すぐに顔全体が腫れ上がりました。また、9ヶ月の頃卵を食した時は、体全体にミミズのような形の皮膚の盛り上がりが現れて、ぐったりしてしまう症状でした。

A:
シンガポールでは町中の24時間クリニックは珍しくありません。
また、ラッフルズホスピタルをはじめ総合病院ではどこでも24時間ウォークインクリニックがあります。
いわゆる一般家庭医が交代制で昼も夜も変わらず勤務しています。
総合病院併設の24時間クリニックならば、必要があれば入院治療も可能です。
予約無しでいつでも受診できますし、緊急時には優先的に対応してくれます。
救急車は日本と同じような感覚では呼べないので、救急車で受診するより、マイカーかタクシーで受診する方が手軽で早い場合が多いです。
まずは日頃、食べ物には注意をしてしっかり予防すること、また、万が一の場合も慌てないように、あらかじめ病院の場所や受診の手順を確認しておくといいでしょう。
英語が苦手であれば、あらかじめ説明文を用意しておくと役立ちます。

ラッフルズ・ジャパニーズ・クリニック 大西医師
シンガポール 知って得する医療の豆知識