いぼ(尋常性疣贅)と水いぼ(伝染性軟属腫)

いぼ(尋常性疣贅)と水いぼ(伝染性軟属腫)

どちらもウイルスによって引き起こされる皮膚の感染症です。

「疣贅」は「ゆうぜいと読み、ドーム状に盛り上がった皮膚の腫瘤のことを指します。ウイルスが原因なので、自分の体表の他の部分にうつり得ます。
もちろん、他人にもうつる可能性がありますので、タオルの共用や直接の接触などを避ける必要があります。
治療の基本は感染した部分を物理的に「取り除く」「壊す」ことです。

いぼの場合、低温の液体窒素をつけた綿棒を患部に押し付け、いぼを焼いて取ります。
1、2度の治療ではウイルスはすべて死滅しないので、通常5~10回程度行う必要があります。
根気がいりますが、途中で中断するとまた増えてしまうため、開始後は指示通りに通院してください。

水いぼの場合は、専用のピンセットで水疱をひとつずつ摘み取ります。
こちらもいぼほどではないですが、数が多いと数回にわけて治療する必要があり、数が少ないうちの治療がお勧めです。
ただし、水いぼは幼児期から学童期に多く、皮膚の免疫が発達してくると自然に消失しますので、放置しておくという選択肢もあります。

プールに入った場合、水を介してはうつりませんが、直接肌が触れ合ったり、タオルを共有したりするとうつる可能性があり、学校によっては規定があるようです。