シンガポールの出入国カードアプリ「SG Arrival Card」の利用開始

ペーパーレス化・オンライン化・省力化を進めるシンガポール。以前からアナウンスのあったシンガポールの出入国カードアプリ(電子出入国カード)「SG Arrival Card」がついにスタートしました。

シンガポール入国に先立ち、オンラインで出入国カードに記載する情報を提出できるアプリです。こちらを利用すれば紙の出入国カードの提出が不要になる便利なサービスです。

今回はベータ版として、指定の交通機関事業者を利用して入国する外国人のみが対象です。

アプリだけでなく、ICA(移民局)のサイトからもオンラインで提出できます。

対象になる交通機関事業者

空路・陸路・海路、それぞれ上記事業者が運航する交通機関を利用して入国する場合に限り、アプリを使い出入国カードを提出できます。(2019/08/14現在)

今後、対象事業者を広げ、2021年を目標に完全ペーパーレス化(紙の出入国カード廃止)を目指しています。

アプリ「SG Arrival Card」のダウンロード

アプリ名:SG Arrival Card
ダウンロード:Apple App Store Google Play

アプリ「SG Arrival Card」の使い方

現在はベータ版のため、アプリの表示は英語のみです。将来的には言語選択もできるようになり日本語表示も可能になる予定です。

アプリでの提出は到着の14日前から可能です。

以下は日本在住の日本国籍者が日本発着の便を利用するケースを想定しています。

ICA(移民局)のサイトからオンラインで提出する際も同じですが「プロフィールの作成」はありません。

◆プロフィールの作成

パスポートを用意、アプリを立ち上げます。

「Profile」をタップします。

右上の「+」をタップします。

「Scan Passport」をタップします。

「Start」をタップします。

アプリからカメラへのアクセスを許可します。

スマホを横にしてパスポート見開き下部の読み取り部分(2行)を画面の指示に従いスキャンします。

以下の情報が自動的にフォームに入力されます。
・Full Name(名前)
・Sex(性別)
・Date of Birth(生年月日)
・Nationality(国籍)
・Passport Number(パスポート番号)
・Date of Passport Expiry(パスポート有効期限)

次に以下の情報をフォームにマニュアル入力します。*は必須

・Country/Place of Birth(出生地)*
サーチ欄に「Japan」 を入力、選択肢から「Japan」を選択します。

・Place of Residence(居住地)*
サーチ欄に「Japan」 を入力、都道府県+主要都市の選択肢がABC順に表示されます。該当する組み合わせを選択します。

・Country Code(電話番号の国番号)*
日本の電話番号を入力する場合、国番号は81です。

・Contact Number(電話番号)
日本の電話番号を入力する場合、最初の0を省いた電話番号を入力します。
シンガポールで連絡が取れる電話番号が望ましいです。
機内で伝染病患者が発生した等の緊急事態発生時に連絡を取りやすくする目的です。

・Email Address(メールアドレス)
メールアドレスの入力は任意ですが、出入国カード提出後の自動返信メールが届くため、入力をおすすめします。


「Save」をタップします。
これでプロフィール(個人の基本情報)がアプリに保存されます。

プロフィールは複数登録できるため、家族分をまとめて1つのアプリに保存できます。

 

◆出入国カードの入力・提出

アプリを立ち上げます。

「Individual Submission」をタップします。

右上の「+」をタップします。

登録済みプロフィール一覧から出入国カードを作成するプロフィールを選択します。

出入国カードの入力欄が表示されるので以下の情報をマニュアル入力します。

・Date of Arrival to Singapore(シンガポール入国年月日 日日/月月/年年年年)
・Date of Departure from Singapore(シンガポール出国年月日 日日/月月/年年年年)
日付はカレンダーアイコンをタップして入力できます。

・Mode of Travel(入国手段)
AIR(空路)/LAND(陸路)/SEA(海路)から入国手段を選択します。

・上記で「AIR(空路)」を選択した場合、
COMMERCIAL(商業便)/PRIVATE(プライベート便)から選択します。

・上記で「COMMERCIAL(商業便)」を選択した場合、
選択肢から利用する航空会社名を選択後、到着の便名を入力します。

・Type of Accommodation in Singapore(宿泊先タイプ)
HOTEL(ホテル)/PRIVATE RESIDENTIAL(住宅)/OTHERS(その他)から宿泊先のタイプを選択します。

・上記で「HOTEL(ホテル)」を選択した場合、
選択肢から該当ホテル(ABC順)を選択します。選択肢にない場合、「OTHERS」を選択後、ホテル名を入力します。

・Last City/Port of Embarkation before Singapore(シンガポール入国前の出発地)
サーチ欄に「Japan」 を入力、都道府県+主要都市の選択肢がABC順に表示されます。該当する組み合わせを選択します。

・Next City / Port of Disembarkation after Singapore(シンガポール出国後の目的地)
サーチ欄に「Japan」 を入力、都道府県+主要都市の選択肢がABC順に表示されます。該当する組み合わせを選択します。
出発地・目的地が同じ場合、「□Same as Last City」にチェックを入れると目的地欄にも出発地と同じ地名が自動入力されます。

・Have you ever used a passport under different name to enter Singapore ?
(過去に異なる名義のパスポートでシンガポールに入国したことはありますか?)
YES/NOから選択します。YESの場合、以前のパスポート名義を入力します。

・Have you traveled / Will you travel to Africa or South America in the 6 days prior to your arrival in Singapore ?
(シンガポール到着の6日前までにアフリカ・南アメリカでの滞在歴はありますか?)
YES/NOから選択します。


「Next」をクリック
*ここで「Save」(保存)も可能です。

入力内容の確認画面が表示されます。
内容確認後、「Submit」をクリックします。

これ以降は実際に出入国カードを提出してしまうので試していません。

  

掲載内容は2019/08/14時点の情報です。ベータ版のため、内容に変更が加えられる可能性があります。

注意点・FAQ (2019/08/15現在)

  • 就労ビザ申請者(Work pass applicant)・クルーズ乗客(Cruise passenger)は現時点では対象外です。紙の出入国カードを利用します。
  • グループ提出(Group Submission)は1度に最大10名まで同時に提出できます。入国年月日や便名等はコピー機能を使うことができます。
  • 提出済みの内容に変更があった際は「Update a Submission」から変更できます。変更はシンガポール提出時に得たレファレンス番号(Reference number)・パスポート情報が必要です。
  • 提出後、旅行を取りやめた際は何もする必要はありません。
  • 入国する本人以外が提出してもかまいません。

参考:ICAのリリース(ICA To Trial Beta Version Of “SG Arrival Card” e-Service And Mobile Application With Selected Transport Operators)