最近1週間のシンガポール疾病状況 2022/7/20
先週は、当院では手足口病が2例、インフルエンザ感染症が1例、マイコプラズマ感染症が1例、アデノウィルス感染症が1例みられました。溶連菌感染症はみられませんでした。
感冒症状でクリニックを受診される方は少し減少していますが、新型コロナウィルス(COVID-19)の流行以前によくみられたような感染症が少し増えている印象です。
いずれの感染症に関しても、手洗いやアルコールによる手指消毒、むやみに手で目・鼻・口を触らないといった感染対策は有効ですので、どうぞご継続ください。
なお、デング熱が1例みられました。以前よりは減少傾向ですが、シンガポール内でデング熱の感染者はまだ多い状況です。予防のためには蚊に刺されないことが有効です。
また、蚊は水たまりで増殖します。家の周り(バルコニーなど)にたまっている水を除去することにより、感染拡大を防止することができます。
デング熱の感染が確認された地域は政府のホームページで確認できますので、該当される方はご注意ください。
(https://www.nea.gov.sg/dengue-zika/dengue/dengue-clusters)
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情報提供:ラッフルズジャパニーズクリニック