最近1週間のシンガポール疾病状況 2025/07/16

先週に引き続き、感冒症状による受診は比較的少ない状況です。新型コロナウイルスや季節性インフルエンザ(南半球型)の陽性者も減少傾向がみられます。一方で、溶連菌感染症やマイコプラズマ感染症の報告が増えており、小児を中心に注意が必要です。

日本国内では、百日咳の感染者数の増加が続いており、首都圏を中心に流行がみられます。乳幼児の重症化も懸念されており、引き続き注意が必要です。

夏季休暇シーズンを迎えるにあたり、一時帰国を予定されている方は、事前のTdap(破傷風・ジフテリア・百日咳混合)ワクチン接種をご検討ください。ご自身と大切な方々を守るための有効な予防策です。


シンガポールの医療事情を知るなら:
シンガポール知って得する医療の豆知識(当サイト内)

情報提供:ラッフルズジャパニーズクリニック