各家庭への光ファイバー敷設工事がスタート

シンガポール政府が推進する光ファイバーを使った超高速インターネット環境をシンガポール全土に行き渡らせる「ネクストジェネレーションネーションワイドブロードバンドネットワーク」プロジェクトがスタート、光ファイバーを使った超高速インターネット接続がついにシンガポールでも始まります。

8月5日、チャイナタウン近くのCantonment CloseのHDBで最初の光ファイバーの敷設工事が行われました。政府は、2009年末までにシンガポール全体の15%、2010年末までに60%、2012年6月末までに95%に光ファイバー網が整備する計画です。 実際に光ファイバーを使ったインターネット接続サービスが開始されれば、最大1GB以上のスピードになる予定です。

 

光ファイバー敷設工事は無料

各家庭まで光ファイバーを敷設する工事は最初のみ無料で行われます。工事時期は各建物により異なり、自宅に光ファイバーが敷設される時期は以下のサイトで確認できます。

OpenNet ≫ Coverage Check?

画面右上の「Enter Postal Code」に自宅の郵便番号(6桁)を半角で入力、「SEARCH」をクリックすると、自宅の場所が以下のメッセージと共に地図上に表示されます。
「Your building is targeted for fibre installation between ○○○ 20xx to ○○○ 20xx. Click the above to?receive alerts.」?
この「between ○○○ 20xx to ○○○ 20xx」の期間が工事予定の時期です。(○○○には月が入ります)

この最初の敷設工事の際に工事を依頼しなかった場合、その後、敷設工事をする際は、集合住宅(HDB・コンドミニアム)で$220、戸建住宅で$450の工事費がかかります。

無料敷設工事の流れ

・工事時期の少なくとも3週間前までに、OpenNetから郵便でお知らせが届きます。

・無料敷設工事を希望する場合、受け入れる際は電話またはオンラインで敷設の予約を入れます。
 (賃貸の場合、オーナーの許可が必要です)
・無料敷設工事を希望しない場合も、オーナーのサインが必要です。

・工事当日は最大3名までのスタッフが訪問、工事時間は4時間以内で終了します。
無料で敷設できる光ファイバーケーブルの長さは玄関ドアから15メートル (戸建住宅は入口ゲートから15メートル)まで、15メートル以上希望の場合、5メートル毎に$33+GSTが請求されます。
※インターネットに接続するには別途プロバイダーとの契約が必要です。

詳しい情報は、光ファイバー敷設工事を担当するOpenNetのホームページで確認できます。