最近1週間のシンガポール疾病状況 2020/3/25

先週1週間で、インフルエンザの症例は当院では1例もみられませんでした。
溶連菌感染症と胃腸炎は少数みられました。

小児と成人の水痘(みずぼうそう)がそれぞれ1例みられました。
1歳になったらはやめに水痘の予防接種を行いましょう。

なお、水痘の予防接種は2回行う必要があります。
成人の方も予防接種の履歴を確認されることをお勧めします。

新型コロナウイルス(COVID─19)はまだ感染が拡大しています。
感染対策を継続してください。

具体的には手洗いやアルコールによる手指消毒、むやみに手で目・鼻・口を触らない、咳エチケット(咳・くしゃみをする際、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖、ひじの内側などを使って口や鼻を抑えること)が予防に有効ですので、ぜひ心がけてください。

また、COVID─19に関連して、3月23日23時59分から永住権を持つ人以外すべての外国人はシンガポールに入国できません。

例外として、医療や公共交通機関など生活に欠かせない分野で働く、長期滞在のビザを持つ人のみ入国可能となっています。


シンガポールの医療事情を知るなら:
シンガポール知って得する医療の豆知識(当サイト内)

情報提供:ラッフルズジャパニーズクリニック