最近1週間のシンガポール疾病状況 2020/7/08

新型コロナウイルス(COVID-19)感染に関しては、phase2へ移行後、市中感染がやや拡大しています。
ひきつづき感染対策を継続してください。

具体的な感染対策としては、手洗いやアルコールによる手指消毒、むやみに手で目・鼻・口を触らない、咳エチケット(咳・くしゃみをする際、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖、ひじの内側などを使って口や鼻を抑えること)、外出される際のマスクの着用やソーシャルディスタンスの確保を心掛けてください。

なお、7月1日よりCOVID-19の検査の対象が拡大され、感冒症状で受診された患者さんのうち、13歳以上の方にPCR検査が義務づけられました。
どうぞご注意ください。

その他の疾患に関してですが、先週もインフルエンザはみられませんでした。
胃腸炎の患者さんが少し増加している印象であり、手足口病が1例、溶連菌感染症が1例みられました。
マイコプラズマ感染症はみられませんでした。

デング熱の流行は続いています。予防のためには蚊に刺されないことが有効です。
また、蚊は水たまりで増殖します。
家の周り(バルコニーなど)にたまっている水を除去することにより、感染拡大を防止することができます。

詳しくは、在シンガポール日本国大使館のホームページをご覧ください。
(https://www.sg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/dengue.html)