日本・シンガポールの短期ビジネス渡航「ビジネストラック」|シンガポールコロナ対策措置
2020年9月18日から日本・シンガポールの双方向間での必要不可欠な短期ビジネス・公務渡航を認める「ビジネストラック」の受付が始まりました。
当ページの情報はビジネストラック利用の規定・手続き方法を要約したものです。また規定は随時変更される可能性があります。実際に利用する際は必ず紹介したリンク先で正確な最新の情報をご確認ください。
前半は日本からシンガポールへの渡航、後半はシンガポールから日本への渡航です。
09/21追記 シンガポールから日本へビジネストラックで渡航した際のシンガポール帰国後のSHN免除規定
日本からシンガポールへのビジネストラック
日本からシンガポールへビジネストラックを利用して渡航する際は、シンガポール拠点の企業またはシンガポール政府機関がスポンサーになり、申請者に代わって「セーフトラベルパス」を申請します。セーフトラベルパスは、シンガポール渡航以外に選択肢がない必要不可欠な業務であることが認められなければ発行されません。
渡航前の主な手続き
- スポンサーがセーフトラベルパスを申請
- 滞在中の旅程表・滞在先ホテル名等の申告
- シンガポール入国にビザが必要な国籍者はセーフトラベルパス許可後にビザを申請
- 日本出発72時間前以降のPCR検査・陰性証明書
- オンラインで入国カード・健康状態申告を提出
シンガポール到着・滞在中の主な手続き・注意点
- シンガポール入国時にPCR検査($300)。結果判明までは事前申告のホテル待機
- 入国時にセーフトラベルパス・陰性証明書・帰路の航空券等を提出
- 接触追跡アプリ「TraceTogether」を常時使用
- 訪問先ではチェックインシステム「SafeEntry」を常時使用
- 国内移動は公共交通機関の利用不可(タクシー可)
- 入国後14日間は事前申告した旅程表に沿った行動のみ(宿泊先-仕事場の往復のみ)
- スポンサー企業は対象者がこれらの規定を遵守していることを確認する義務・責任がある
- PCR検査結果陽性の際の医療費は全額自己負担
- シンガポール滞在が15日間を超える場合、在シンガポール日本大使館でカバーレーターを入手後、日本帰国前にPCR検査・陰性証明書
関連リンク
- SafeTravel – セーフトラベルパスによるシンガポール渡航案内・セーフトラベルパス申請
- シンガポール・ビジネストラック – 日本国外務省のビジネストラック案内
- ビジネス・トラック(短期出張目的)(日本からシンガポールへの渡航)- 在シンガポール日本国大使館
- 領事窓口の予約について – カバーレター入手予約 在シンガポール日本国大使館
- SG Arrival Card – オンラインでの入国カード・健康状態申告
- 日本渡航医学会 – ビジネス渡航者向けPCR検査・証明書発行 協力医療施設リスト
- Singapore Hotel Association – シンガポールの宿泊可能ホテルリスト
シンガポールから日本へのビジネストラック
シンガポールから日本へのビジネストラックを利用した渡航の仕組みも、日本からシンガポールへのビジネストラックと概ね同じですが、渡航者が日本国籍・日本国籍以外で手続きが異なります。日本国籍の場合、ビジネストラック利用の事前申請・許可は不要です。
渡航前の主な手続き(日本国籍)
- 日本側の受入企業・団体は「誓約書(日本人ビジネストラック)」・「本邦活動計画書」を用意、ビジネストラック利用者に事前に渡す。
- 「誓約書(日本人ビジネストラック)」・「本邦活動計画書」を在シンガポール日本国大使館に提出、「カバーレター」を入手。
- カバーレターはシンガポール在住邦人の「シンガポール再入国許可証」に代わるもの
- 日本出発72時間前以降のPCR検査・陰性証明書 *検査を受けるにはカバーレターが必要
日本到着・滞在中の主な手続き・注意点
- 入国時に誓約書(日本人ビジネストラック)・本邦活動計画書・陰性証明書・質問票(健康状態・機内で入手)を提出
- 滞在中はLINEアプリ(入国後14日間の健康状態報告)・接触確認アプリ(COCOA)・地図アプリ(行動記録)を常時使用
- 健康状態報告や接触確認アプリ・地図アプリの利用を怠った場合、誓約違反となり受入企業・団体の名称公表・今後のビジネストラック利用が認められない可能性。
シンガポール帰国後
以下の条件でシンガポール帰国後のSHNは免除されます。
- 日本出国72時間前以降のPCR検査・陰性証明書
- 在シンガポール日本国大使館発行のカバーレターを入国時に提出
- シンガポール入国時、空港でPCR検査(実費$300)