最近1週間のシンガポール疾病状況 2020/12/16

先週も当院ではインフルエンザはみられませんでした。
マイコプラズマ感染症が1例みられました。
溶連菌感染症、手足口病やデング熱はいずれもみられませんでした。

新型コロナウィルスの影響で感染対策がなされているせいか、感染症の症例そのものが少ない印象です。
ただ、その中では胃腸炎症状で受診される方が目立ちます。

胃腸炎の予防策としては手洗いやアルコールによる手指消毒、食品の十分な加熱などがありますので、どうぞご留意ください。

なお、当院では現在インフルエンザワクチンの接種を行っていますが、これは12月末までで終了する予定です。

現時点ではインフルエンザの流行の兆しは見えませんが、インフルエンザと新型コロナウィルス(COVID-19)は症状が似ており、もし両者が同時に流行した場合に症状から見分けることは困難です。

このため、当院ではインフルエンザワクチンの接種をお勧めしています。
ご検討中の方はどうぞお急ぎください。


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情報提供:ラッフルズジャパニーズクリニック