ワクチン接種後1週間は激しい運動を控えるよう勧告|シンガポールコロナ対策措置
シンガポール保健省は予防措置としてワクチン接種後7日間は激しい運動を避けるように呼び掛けています。
当記事はMinistry of Health「UPDATED ADVISORY ON COVID-19 VACCINATION」の要約です。必ず原文をお確かめください。
16歳の男性が自宅で倒れ心肺停止に
2021年7月3日の朝、16歳のシンガポール人男性が自宅で倒れ、Khoo Teck Puat病院(KTPH)に緊急搬送され治療を受けました。夕方にはシンガポール国立大学病院(NUH)に移送され、集中治療室で治療を続けていますが心肺停止の状態です。
患者は6月27日に1回目のワクチン接種(ファイザー製)を受けました。接種後の経過観察も問題なく、接種後5日間も元気に過ごしていました。7月3日に倒れる前、患者はジムで自分の体重以上の重量を持ち上げるウェイトトレーニングを行いました。
現在、NUHの医療チーム及び保健省は急性重症心筋炎を含む根本的な原因究明のための臨床検査を行っています。またコロナワクチン接種との関連性についても検討中です。
さらなる予防措置として、すべての人、特に30歳未満の男性はワクチン接種後7日間は激しい運動を控えることを勧告します。