最近1週間のシンガポール疾病状況 2022/7/27

先週は、当院ではインフルエンザ感染症が4例、手足口病が2例、マイコプラズマ感染症が1例みられました。溶連菌感染症はみられませんでした。

インフルエンザを含め、新型コロナウィルス(COVID-19)の流行以前にみられたような感染症が増加しています。いずれの感染症に関しても手洗いやアルコールによる手指消毒、むやみに手で目・鼻・口を触らないといった感染対策は有効ですので、どうぞご継続ください。

なお、デング熱が2例みられました。以前よりは減少傾向ですが、シンガポール内でデング熱の感染者はまだ多い状況です。予防のためには蚊に刺されないことが有効です。

また、蚊は水たまりで増殖します。家の周り(バルコニーなど)にたまっている水を除去することにより,感染拡大を防止することができます。

デング熱の感染が確認された地域は政府のホームページで確認できますので、該当される方はご注意ください。
https://www.nea.gov.sg/dengue-zika/dengue/dengue-clusters


シンガポールの医療事情を知るなら:
シンガポール知って得する医療の豆知識(当サイト内)

情報提供:ラッフルズジャパニーズクリニック