最近1週間のシンガポール疾病状況 2024/1/17

新型コロナウイルス感染の流行は沈静化してきましたが、今週はインフルエンザ感染の増加と、感染性腸炎での受診が多く見られました。

また、高熱に咳を伴う気道感染症では、マイコプラズマ感染(疑い例を含む)が複数見られ、学生や成人の肺炎が目立ちました。他、小児に手足口病や突発性発疹が散見され、ウイルス性結膜炎は減少しました。

市販の鼻炎治療薬の中に、血管収縮成分を含んだスプレータイプのものがあります。すぐに鼻づまりがとれて効果を実感できますが、長期に連用すると薬剤性鼻炎と呼ばれる状態になり、逆に鼻づまりが悪化してしまいます。やめれば元に戻りますが、なかなかやめられない場合は耳鼻咽喉科でご相談ください。


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情報提供:ラッフルズジャパニーズクリニック