最近1週間のシンガポール疾病状況 2024/2/28

先週減少に転じたインフルエンザに、再度の増加が見られました。インフルエンザB型が、A型に比べ多く見られました。また、長引く発熱と咳をきたすマイコプラズマ感染症も、引き続き散見されました。

一方、新型コロナウイルス感染症は少数でした。その他、胃腸炎症状の受診も多く、下痢原生大腸菌やクリプトスポリジウム感染も見られました。

大学病院勤務時代、たくさんの子宮頸がんの患者さんの治療に携わっていました。治療は本当につらく壮絶です。子宮頸がんは唯一、ワクチンで予防できるがんです。9歳以上の娘を持つ親御さんに、その子の未来のためにぜひ考えていただきたいワクチンです。(産婦人科 長谷川裕美子)


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