パソナ・シンガポールの営業担当、紀平氏に伺いました
シンガポールの人材紹介会社、パソナ・シンガポールの営業担当、紀平氏にお話を伺いました。
・シンガポールで働くということについてお聞かせ下さい。
ここシンガポールには、多くの現地採用による日本人が就労していますが、年々日本人居住者の滞在期間が延びているような傾向がみられます。
これは、この国の就労環境に加え、生活環境がよい証拠であるといえます。
具体的には、
・日本人向けの職種にバラエティがあり、多業界からの求人があること。
・多国籍な環境下での仕事があり、広い視野を持って、実務経験が積めること。
・シンガポール政府の人事・労務規則が明確であり、就労ビザも比較的取得しやすいこと。
・現地採用人材を受け入れる企業側の体制が、他国と比べ、整っているということ。
・何よりも安全に生活ができるインフラが整っていること。
が挙げられます。
・企業の求める人材とは?
2008年の金融危機により、シンガポール国内の求人数は一旦大幅に減少をしたものの、徐々に回復の兆しがみられ、特に年間で最も求職・採用活動が活発となる旧正月以降は、業界問わず求人数が急増しています。
また、景気後退中に、社内の構造改革の一環として、削減対象となったポジションのニーズが高まっています。
特に、アジアパシフィック地域を販促エリアとする営業や、一時著しく需要が減っていた管理部門(経理・人事・総務・秘書)の求人が増加しています。
最近では、駐在員の後任として、管理職レベルの人材を、現地で採用するケースも増えており、これまでジュニア向け求人が大半を占めていた日本人向け求人に変化が見られます。
依然として、買い手市場であることから、即戦力となる実務経験や専門知識が求められています。
・これから働く人へのアドバイスをお願いいたします。
求職活動の成功の秘訣は、計画性のある準備です。
何故海外就職をしたいのか?
シンガポールでどれくらいの期間の居住を考えているのか?
業界、ポジションの志望動機は?
会社の志望動機は?
レジュメ作成に入る前に、上のような質問に対して、自分なりの言葉で答えることができるように、自分自身を見つめ直していただきたいと思います。
・御社のサービスについてお聞かせ下さい。
シンガポールで20年間の実績のあるパソナシンガポールは、大手日系・外資系企業の求人が多いのが特徴です。
日本・シンガポール以外にも、香港・台湾・中国・インド・アメリカにも拠点展開をしており、ネットワークに通じた求人・人材のご紹介を行っております。
国内外で、就職・採用をお考えのときには、パソナシンガポールまでお気軽にご連絡ください。
(インタビュー’10年2月)