シンガポール・ジョホールバル間の交通が更に便利に
マレーシア・ナジブ首相との会談で、シンガポール・ジョホールバル間の交通に様々な決定がなされました。
バスルートが増加
リゾートワールドセントーサ、マリーナベイサンズ、イーシュン、ブーンレイ、ニュートン、チャンギ空港から新たに路線バスが発着します。
タクシーがどこからでも乗れるように
国境越えタクシーは指定のタクシー乗り場からの出発に限定されていましたが、どこからでも乗れるようになります。
マレーシア側のイミグレに自動ゲート設置
頻繁に国境を越える人の出入国手続きを容易にする為、マレーシア側に自動ゲートが設置されます。(シンガポール側は設置済み)
セカンドリンクの通行料値下げ
セカンドリンクの通行量を増やす為に両国側共に通行料を値下げします。
マレー鉄道・シンガポール駅が移転
タンジョンパガーにあるマレー鉄道・シンガポール駅が2011年7月1日までにウッドランズに移転します。現在のタンジョンパガー駅は廃止になります。これでシンガポール出国手続きをせずにマレーシアに入国するという変則的な状況も解消されます。(変則的な状況→ウィキペディア)
コーズウェイに新たな鉄道を敷設
2018年までの運行開始を目標に、両国間を結ぶ鉄道を共同で敷設、両国の公共交通(シンガポールはMRT? ジョホールバルはモノレール?)と結びます。この鉄道完成後、マレー鉄道はウッドランズ駅を廃止する計画があり、長い歴史のあるマレー鉄道はシンガポールから消えることになります。
参考資料:シンガポール首相官邸プレスリリース