日本人対応のiPhone修理サービスでiPhoneを修理してきました

iPhone所有率が世界でもトップクラスのシンガポール、在星日本人の間でも所有率が最も高いのはiPhoneであるのは間違いないでしょう。

しかし「スクリーンパネルが割れてしまった」、「ホームボタンが利かない」、「バッテリーの持ちが悪い」という不具合に悩まされる話もよく聞きます。

私のiPhone4も、何度も押さなければホームボタンが反応しなくなってしまいました。しかしアップル社は、不具合時は修理ではなく、有償・無償で本体の交換になります。しかし私のiPhone4は補償期間切れ・・・、
そこで、最近サービスを開始した日本人が対応するiPhone修理サービス「ヤークテクノ」に、修理を依頼しました。

電話でアポを取り、モハメドサルタンロード(リバーバレーロード近く)にあるヤークテクノのオフィスへ。
コンドミニアム「The Pier」の前、まだ一部工事中の新しいビルの中です。
「M SERVICED OFFICES」の受付で「ヤークテクノ」と告げれば、日本人スタッフの伊藤さんを呼び出してもらえます。

早速、伊藤さんにiPhoneを手渡し不具合の確認。そして作業依頼書への記入。
以前にiPhone3のホームボタンも同じ症状になり、シムリムで修理してもらいましたが、依頼書は無し、口頭で料金確認、60分後に来てください・・・だけでした。この辺りの丁寧さは安心です。修理中は代わりの端末も貸し出しています。

そして修理開始。修理には専用工具を使います。

まずはドライバー使って裏蓋を外す作業から。

次にバッテリーを外し、水没マーク(水没するとそのマークが赤くなるそうです)を確認。更にカメラなど小さな部品を次々に取り外していきます。そして出てきたのがiPhoneの心臓部にあたるロジックボード(マザーボード)。

小さなネジは長さ数ミリ程度、右手前の四角い物体はメインカメラです。

最後に液晶画面を取り外すと、問題のホームボタン部分がようやく姿を現しました。

ここまでかなりの時間がかかりましたが、ホームボタンの修理は、この分解、そして組み立て作業にほとんどの時間を費やすそうです。

そして修理の目的であるホームボタンに新しい内部ユニットを取り付けます。

あとは先程の分解作業とは逆の流れ、組み直しをして完成!
完成したiPhoneを手渡されホームボタンに触れてみると・・・、購入時と同じ、少し触れただけでボタンが反応するようになりました。

最後に、電話が使用できるか、WiFiが受信できるか、バイブレーション機能が動作するか、といった動作確認をして終了です。所要時間は約1時間、修理費用の$90をお支払いして「ヤークテクノ」を後にしました。

YERK TECHNO(ヤークテクノ)
ヤークテクノ」では、iPhone以外にも、パソコンの修理、データリカバリーといったサービスも提供しています。
57 Mohamed Sultan Road #04-05 Sultan Link Singapore 238997 「M SERVICED OFFICES」内
※持ち込み修理は完全予約制です。
Tel 8438 – 6032   営業時間 火~日 11:00~19:00 (月曜定休)