喘息の治療について

Q:
息子2人(2歳5歳)が喘息です。
キュバールを毎日吸引しています。
1ヶ月に1回受信し経過をみています。
治療を受けるためには紹介状以外に必要なものはありますか?また医療費と薬代に保険はききますか?

A:
海外にて治療を継続する場合も、広い意味で転院になります。日本同様、転院の際には、これまでの症状経過と治療内容を記載した紹介状を持参するようにしてください。
当院のような日本人医師のいるクリニックを受診する場合は日本語の紹介状でかまいませんが、現地の医療機関受診希望であれば英語での紹介状が必須になります。
また、来星してすぐに医療機関を受診できるとは限らなかったり、受診してもすぐに同じ薬が入手できない場合もありますので、薬は十分量持参し、日数に余裕を持って医療機関を受診するようにしてください。
医療費に関する保険適用の可否ですが、日本の社会保険に個人で請求することは可能です。一部費用が還付されます。
いわゆる海外旅行保険や医療保険に関しては、一般的には既往症は適用となりません。ただし、保険によっては既往症もカバーするものもあります。保険ごとに異なりますので、こちらでは判断できません。ご自身の加入される保険の約款をご自身で確認いただくか、保険会社に直接問い合わせて確認してください。

ラッフルズ・ジャパニーズ・クリニック 大西医師
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