最近1週間のシンガポール疾病状況 2020/5/06

先週も当院ではインフルエンザの症例は1例もみられませんでした。
溶連菌感染症や手足口病もみられませんでしたが、マイコプラズマ感染症が数例みられました。

新型コロナウイルス(COVID─19)感染は、外国人労働者向けの宿泊施設で巨大クラスターが発生したことの影響が今も続いています。

それ以外の市中感染は減少傾向にあり、Circuit Breakerが一部緩和されるようですが、ひきつづき感染対策を継続してください。

具体的な感染対策としては、手洗いやアルコールによる手指消毒、むやみに手で目・鼻・口を触らない、咳エチケット(咳・くしゃみをする際、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖、ひじの内側などを使って口や鼻を抑えること)、外出される際のマスクの着用やソーシャルディスタンスの確保を心掛けてください。

なお、Circuit Breakerのために家にいることが多くなったせいか、小児の転落や誤飲などの事故が普段より多くみられました。
くれぐれも事故にはご注意ください。

また、ストレスのかかりやすい状況でもあります。
不安が募っている方は抱え込まず、受診してご相談ください。


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情報提供:ラッフルズジャパニーズクリニック