最近1週間のシンガポール疾病状況 2020/6/03

新型コロナウイルス(COVID-19)感染に関しては、先週と比べて感染の拡大はみられません。
Circuit breakerは解除され、6月1日からphase1へ移行します。
生活環境が大きく変化しますが、ひきつづき感染対策は継続してください。

具体的な感染対策としては、手洗いやアルコールによる手指消毒、むやみに手で目・鼻・口を触らない、咳エチケット(咳・くゃみをする際、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖、ひじの内側などを使って口や鼻を抑えること)、外出される際のマスクの着用やソーシャルディスタンスの確保を心掛けてください。

その他の疾患に関してですが、先週も当院ではインフルエンザの症例は1例もみられませんでした。
マイコプラズマ感染症や手足口病もみられませんでした。
ただ、おたふくかぜが疑われる症例が1例みられました。
おたふくかぜの予防には予防接種が有効です。

なお、phase1の期間中であっても、成人・小児ともに、シンガポールで推奨されている予防接種は接種可能です。
ご希望の方は是非ご相談ください。