シンガポールの就労ビザ最低給与引き上げ 9/1~
2020年8月27日、シンガポールの就労ビザ、Employment Pass(EP)・Sパスの最低給与引き上げが発表されました。新基準は2020年9月1日(Sパスは10月1日)の新規申請から適用されます。現就労ビザ保持者は2021年5月1日の申請(更新)から新基準が適用されます。
最低給与は高評価の大学を卒業した新卒のケースです。卒業大学や年齢で最低給与は上昇、40代は新卒の2倍程度必要としています。
大学評価の参考記事「【アップデート】EP取得基準改定に関する最新情報 (2020年8月13日)」(JACリクルートメント) *記事内の給与額は現基準です。
就労ビザ 最低給与一覧
ビザ種別 | 最低給与/適用日 |
エンプロイメントパス(EP) | 現基準 $3900 新基準 $4500 9月1日~ |
エンプロイメントパス(EP) *金融業限定 |
現基準 $3900 新基準 $4500 9月1日~ 新基準 $5000 12月1日~ |
Sパス | 現基準 $2400 新基準 $2500 10月1日~ |
求人広告掲載 Sパスも義務に
現在はEP申請のみに義務付けられている政府系求人サイト「MyCareersFuture」への求人掲載がSパス申請にも拡大されます。同時に求人掲載期間も現在の最低14日間から最低28日間に拡大されます。新基準は2020年10月1日からの申請に適用されます。
当記事は8/27付け Ministry of Manpowerのプレスリリース「Tightening of Work Pass Requirements」を参考にしています。必ず原文をお確かめください。