店内飲食の再開等、フェーズ3(HA)ステージ2移行に伴う変更点|シンガポールコロナ対策措置
2021年6月21日(月)からのフェーズ3(Heightened Alert) ステージ2への移行での変更点が発表されました。
当記事はMinistry of Health「CALIBRATED REOPENING TO KEEP OUR COMMUNITY SAFE」(2021/06/18)の要約です。必ず原文をお確かめください。
2021年6月21日(月)からの緩和
- 店内飲食再開
1グループ2名まで (前回発表の「5名まで」から変更)
店内BGMの禁止。7月中旬から1グループ5名までに引き上げられる予定 - マスク無しのスピーチ・歌唱・吹奏楽器の演奏を含むライブパフォーマンス・宗教イベント・MICEイベントの再開
50名までは事前検査不要、51~250名は事前検査必要。 - 映画館内の飲食再開
入場者は2名以下のグループに限る。5名までのグループを認める場合は飲食不可。 - 屋内ジム/フィットネススタジオの再開
マスク無し可・1グループ2名まで・1クラス最大30名・個人間は2m、グループ間は3mの安全距離
7月中旬から1グループ5名までに引き上げられる予定 - 屋外スポーツ教室の再開
30名(5名x6グループ)まで。 - 18才以下対象の塾・習い事の再開
50名(5名x10グループ)まで。
在宅で可能な業務は引き続き在宅勤務が原則、結婚披露宴は7月中旬まで中止です。
店内飲食の例外規定
1グループ2名までの店内飲食が認められますが、同一世帯の家族に限り以下の条件で3名以上での店内飲食を認めます。
家族3名:2テーブル利用(2名+1名)
家族4名:2テーブル利用(2名+2名)
家族5名:3テーブル利用(2名+2名+1名)
検査体制の強化
従来の濃厚接触者以外でも陽性判明者と接触の可能性がある人には検査が義務付けられます。
陽性判明者と同日に同じ場所を訪問、ウイルス感染の可能性のある人にSMSで「ヘルスアラート」を送信します。SMSを受取った人は指定の検査センターでの検査が義務付けられ、結果判明までは他者との接触を避けることが求められます。
検査結果が陰性でも、念のため、他人との接触を制限、必要な行動のみを求められます。但し出勤が必要な場合は出勤を認めます。検査時には自己検査キットを配布、その後数日間、自分で検査を行い感染していないことを確認します。
詳細は実施体制が整った際に改めて告知します。
感染リスクの高い職場従業員の定期検査義務
マスクを外した顧客に接する職場、個人間で長時間接触がある職場の従業員は迅速抗原検査(ART)等を用いた14日ごとの定期検査を義務付けられます。該当する業種は、
- 店内飲食可能な飲食店
- フェイシャル、ネイル、スパ/サウナ、マッサージ、美容院/理髪店、メイクアップ等の個人向けサービス
- ジム/フィットネススタジオ
定期検査の義務化は7月中旬頃から実施、雇用主の監督のもとセルフキット等を用いた検査を行います。またクイック検査センターを各地に設ける予定です。