日本等から入国時の隔離期間を14日間に短縮|シンガポールコロナ対策措置

日本を含む新型コロナウイルス感染症の高リスク国・地域からシンガポールに入国した際の隔離期間を現在の21日間から14日間に短縮することが発表されました。対象は2021年6月23日(水) 23時59分以降の入国者です。

当記事はMinistry of Health「UPDATES ON BORDER MEASURES FOR TRAVELLERS FROM HIGHER RISK COUNTRIES/ REGIONS」(2021/06/23)の要約です。必ず原文をお確かめください。


デルタ株等の変異株は潜伏期間が長いという懸念から高リスク国・地域からの入国には21日間の隔離を4月下旬から導入しました。導入後、270件の輸入症例を確認しましたが全ての潜伏期間は14日間に収まっていました。そのため隔離期間を21日間から14日間に戻すことを決めました。

但し、変異株の感染性は高く、また症例の早期発見のため、入国者に配布される迅速抗原検査(ART)の自己検査キットを利用してシンガポール到着後3日目、7日目、11日目に検査を行うことが新たに義務付けられます。この検査は6月27日(日) 23時59分以降の入国者に適用されます。

シンガポール到着時および隔離終了前に行うPCR検査は引き続き行われ、出発前の陰性証明書も同様に求められます。

高リスク国・地域の定義
2021年6月23日現在、オーストラリア、ニュージーランド、ブルネイ、中国、香港、マカオを除く全ての国・地域を指します。なお台湾・イスラエルからの入国は自宅隔離を一定条件のもとで選択できます。

PCR検査の対象年齢引き下げ
PCR検査(出発前/空港/隔離中)の対象年齢が7才以上から3才以上に引き下げられました。