最近1週間のシンガポール疾病状況 2023/02/08
一過性の発熱を伴う嘔吐下痢症での受診が目立ちました。ほとんどがウイルス性胃腸炎で、アデノウイルスが同定された方もいました。一方、上気道炎症状をきたすインフルエンザや新型コロナウイルス感染症は少数でした。
いずれも特別な流行は見られませんが、散発的な発生は持続しています。他、小児の上気道炎では、発熱や症状の長引くものにマイコプラズマ感染を疑うものが複数あり、アデノウイルス感染が同定された方もいました。手足口病は引き続き少数みられています。
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情報提供:ラッフルズジャパニーズクリニック