最近1週間のシンガポール疾病状況 2024/1/24

インフルエンザの流行が学生を中心にみられました。多くは感冒(かぜ)症状に高熱をきたすA型のインフルエンザでしたが、旅行者には胃腸の症状も伴うB型も複数みられました。肺炎や副鼻腔炎を合併された方もおり、発熱が長引く場合は注意が必要です。

新型コロナウイルスの国内流行は落ち着いてきましたが、当院の受診者は再び増加しました。ただし、従来ほど高熱を伴わない軽症例が多かった印象です。他にも、感染性胃腸炎が多くみられ、高熱と咳をきたすマイコプラズマや、小児の手足口病、ヘルパンギーナといった感染症の報告が続きました。

最近雨が続いており、滑って転倒される方が増えています。軽い捻挫と思っていたら実は骨折ということありますので、念のため整形外科の受診をお勧めします。


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情報提供:ラッフルズジャパニーズクリニック