様々な宗教行事を体験できるシンガポール、タイプーサム(Thaipusam)は年に1回、ヒンズー暦のタイの月、満月の日に行われるヒンズー教の祭日です。いわゆる苦行系のお祭りですが、その苦行は想像を絶する壮絶なものです。
信者はカバディと呼ばれる神輿を体に刺したワイヤーで支えたり、山車を背中に刺した鍵状のワイヤーに繋がったロープで引っ張りながら約4キロの道のりを歩きます。夜には電飾を付けたきらびやかなカバディも登場します。
ちなみにタイプ―サム、シンガポールでは1968年まで祝日でした。お隣りのマレーシアは今も祝日です。
2020年のタイプ―サム日程
2020年のタイプ―サムは2月8日(土)、当日は深夜から終日行われます。
2021年は1/28、2022年は1/18の予定です。
タイプ―サムのルート
苦行の出発地点はリトルインディアのスリ・スリニヴァサ・ペルマル寺院(Sri Srinivasa Perumal Temple 最寄駅 Farrer Park)、寺院を出発した信者はSerangoon Roadを南下します。
Bukit Timah Road(最寄駅 Little India)の交差点を渡り、Selegie Roadを進み、Orchard Road(最寄駅 Dhoby Ghaut)に差し掛かります。
その後、Clemenceau Avenueへ左折、River Valley Roadとの交差点手前にあるゴール地点 スリ・タンダユタパニ寺院(Sri Thendayuthapani Temple 最寄駅 Fort Canning)に到着します。
タイプ―サムはこのルート上のどこでも終日見学できます。