最近1週間のシンガポール疾病状況 2020/4/15

先週も当院ではインフルエンザの症例は1例もみられませんでした。
溶連菌感染症やマイコプラズマ感染症もみられませんでした。

新型コロナウイルス(COVID─19)の感染拡大に伴い、Circuit Breakerが発令されています。
シンガポール政府の指示を遵守し、感染対策を継続してください。

具体的な感染対策としては、手洗いやアルコールによる手指消毒、むやみに手で目・鼻・口を触らない、咳エチケット(咳・くしゃみをする際、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖、ひじの内側などを使って口や鼻を抑えること)、やむを得ず外出される際のマスクの着用やソーシャルディスタンスの確保を心掛けてください。

なお、政府から、医療機関への受診は緊急性がある場合のみとの指示が出されていますが、月齢18か月までの乳幼児の予防接種は受診が認められています。どうぞご留意ください。

また、Circuit Breakerのために家にいることが多くなったせいか、もともとハウスダストなどのアレルギーのある方の症状が悪化しているケースや、小児のベッドやソファーからの転落が普段より多くみられました。
くれぐれも事故にはご注意ください。


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情報提供:ラッフルズジャパニーズクリニック