最近1週間のシンガポール疾病状況 2020/4/24

先週も当院ではインフルエンザの症例は1例もみられませんでした。
溶連菌感染症やマイコプラズマ感染症もみられず、手足口病が1例のみみられました。

新型コロナウイルス(COVID─19)感染者数は、外国人労働者向けの宿泊施設で巨大クラスターが発生したことにより著明に増加しましたが、それ以外の市中感染は減少傾向になってきており、Circuit Breakerの効果が出てきているようです。

ただ、リー首相も今後の数日間が重要とのコメントを出されていますので、ひきつづきCircuit Breakerのルール遵守と感染対策を継続してください。

具体的な感染対策としては、手洗いやアルコールによる手指消毒、むやみに手で目・鼻・口を触らない、咳エチケット(咳・くしゃみをする際、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖、ひじの内側などを使って口や鼻を抑えること)、やむを得ず外出される際のマスクの着用やソーシャルディスタンスの確保を心掛けてください。


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情報提供:ラッフルズジャパニーズクリニック