最近1週間のシンガポール疾病状況 2020/4/29

先週も当院ではインフルエンザの症例は1例もみられませんでした。
溶連菌感染症やマイコプラズマ感染症、手足口病もみられませんでした。

小児の水痘(みずぼうそう)が1例みられました。
1歳になったらはやめに水痘の予防接種を行いましょう。

なお、水痘の予防接種は2回行う必要があります。
成人の方も予防接種の履歴を確認されることをお勧めします。

また、2回接種してもかかってしまうこともありますが、症状は軽くすむとされています。

新型コロナウイルス(COVID─19)感染者数は、外国人労働者向けの宿泊施設で巨大クラスターが発生したことの影響で、増加がつづいています。

それ以外の市中感染はむしろ減少傾向にあるようですが、ひきつづきCircuit Breakerの遵守と感染対策を継続してください。

具体的な感染対策としては、手洗いやアルコールによる手指消毒、むやみに手で目・鼻・口を触らない、咳エチケット(咳・くしゃみをする際、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖、ひじの内側などを使って口や鼻を抑えること)、やむを得ず外出される際のマスクの着用やソーシャルディスタンスの確保を心掛けてください。


シンガポールの医療事情を知るなら:
シンガポール知って得する医療の豆知識(当サイト内)

情報提供:ラッフルズジャパニーズクリニック